不要になった紙は、再生(回収)ルートに乗せてはじめて、古紙として生かすことができます。再生ルートに乗るか、乗らないかで、古紙になるか、紙ゴミになるかが決まります。再生ルートに乗せるためには、古紙を分別して、古紙として不適な物を取り除いておくことが必要です。育毛  紙は、その原料となるパルプの種類によって品質や特性が異なります。そのため、製紙工場では一定の品質の紙を作るために、原料として使用する古紙の種類をそろえなければなりません。回収の段階で古紙がきちんと分別されないと、製紙工場では、製紙原料としてそのまま使用できなくなってしまいます。日経225また、古紙として不適なものが混じっていると、紙の原料にならなかったり、紙を作るうえで重大な障害を起こしますので、古紙の中に入れてはいけません。たとえば、布、ガラス、金属などの紙でないものはもちろんですが、防水加工された紙(紙コップ、紙皿、紙製のカップ麺容器、紙製のヨーグルト容器、油紙、ロウ紙など)、インキのたくさんついている紙(宅急便の複写伝票などの裏カーボン紙、ノーカーボン紙、ファクシミリなどの感熱紙)、粘着物のついた紙など、紙であっても古紙として不適なものです。最近では、臭いのついた紙(石鹸の個別包装用紙、紙製の洗剤容器、線香の紙箱など)、捺染紙(昇華転写紙,主に絵柄などを布地にアイロンで加熱してプリントする際に使われる紙)、感熱発泡紙(主に点字関係で使用されるもので,熱を加えたところが盛り上がる紙)が雑誌古紙などに混じって製紙工場で品質クレームや大量ロス品の発生につながるほか、製紙工場の生産設備の清掃・メンテナンス作業の負担や生産ペースの低下、原料の歩留まり低下など様々な問題の原因となっており緊急に対策が必要となっており、古紙の分別回収の際に古紙の混入しないよう呼びかけています。古紙を製紙原料として利用するためには、異物除去はとても重要です。データ復旧  古紙の回収にあたっては、新聞、雑誌、段ボールなどの種類別に分別し、古紙として不適なものを取り除き、ばらばらにならないようにヒモ(かみひもが最適)でしっかりしばって下さい。私たちが、ちょっと手間をかけることで、古紙の原料としての価値を高め、再生される紙の品質を高めることができるのです。  なお、牛乳パックの回収が各地で行われ、トイレットペーパーなどの原料として、製紙メーカーで利用されていますが、これは、牛乳パックだけを回収して、利用するものです。牛乳パックは、新聞、雑誌などの古紙とは別にまとめて回収しましょう。粗大ゴミ・粗大ごみ・不用品回収 古紙はこのように回収され、流通します